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2011年02月 アーカイブ

美容皮膚科のあれこれ

私がしみ治療をしに通っているクリニックは、東京都庁のある新宿から急行電車で約40分ほどのところ。


大都市志向の強い日本の美容外科としては、辺鄙なところで開業しているという人があるかもしれません。


しかし、ここは隣接する東京都町田市と近隣の市の人口を合わせると、優に100万人を越える環境。


クリニックの窓からはテレビ番組でロケの場所となったデパートが見え、近くには北里大学病院があるので、文化の外れという環境では決してありません。


受診される患者さんは地元の人が当然多いですが、ときどき都心から来られる患者さんもいます。


また、遠方からの電話相談もあるのだそうです。


「先生、25歳の四国の女性からの電話です。二重のことで院長先生に直接ご相談したいという希望ですけど、受け取っていいですか」


・・・と受付嬢の声。


美容外科の電話相談はけっこう多いのです。


しかし、手術費用に関する電話の問い合わせがもっとも一般的なので、受付レベルで大方処理されます。


たとえば、「リーン」と電話が鳴ります。


「はい、○○クリニックですが」


「そちらでは二重の手術をやってますか?」


「はい、やっております」


「いくらくらいかかるんですか」

二重手術の種類

シミ 治療は美容皮膚科がおすすめですが、二重などの外科手術は美容外科の範疇になります。


「やり方によって違いますけど、糸で二重にする埋没法ですと、○万円になりますが」


「ああ、そうですか。どうもありがとうございます」、ガチャ。


・・・と言うのがかなり典型的な電話の問い合わせです。


電話帳に載っている美容外科の病院数軒に電話して、一番気になる手術費用を値踏みしているのです。


手術費用だけでは手術のうまい下手は分からないので、これは危険な美容外科病院捜しということにもなります。


さて、院長と直接、電話相談を希望するというのだから、何か複雑な事情があるのではないかと予測されます。


「ああ、いいですよ」と医師は受付嬢に答えてから受話器を取り、


「はーい、もしもし、どのようなご相談ですか」


・・・と尋ねると、


「院長先生ですか」


・・・と力のない声が聞こえます。


「はい、そうです」


「お忙しいところ電話ですみませんが、遠いので・・・」


と遠慮がちです。


「かまいませんよ、で、どちらからお電話ですか」


「四国の高知からです」


「そうですか、それで、ご相談というのは」


相談の内容の概略は・・・


「3年前にA美容外科で埋没法の一種であるクイック法重瞼術を受けた。


手術後しばらくすると正面を見たとき希望した二重より小さくなったので、手術を3回やり直した。


しかし、また小さくなったので7ヵ月前に、こんどはB美容外科で5回目のクイック法重瞼術を受けた。」


・・・というのです。

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