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2011年04月 アーカイブ

一重に戻したくなったら・・・

「そうですね、もう術後7ヵ月たっていますから、あと数ヵ月ようすを見て・・・


現在のつっぱりと数ヵ月後のつっぱりにほとんど変化がなく、仕事に差し障りがあるようでしたら、取ることを考えたらいいんじゃないんですか」


「その数ヵ月後の時点で本当に糸は取れますか」


「それもさっき言ったように、取れるかもしれないし、取れないかもしれない。


これだけはやってみなければ分かりません」


・・・事実、美容外科手術だけでなく、他の科でも、手術にはやってみなければ分からないという部分が必ずあります。


とくに他の医者が実施した手術を再手術する場合には、この"分からない"部分が多くなるのです。


「じゃ、やっぱり、いま糸を取ったほうがいいわけですね」


・・・と何らかの言質を医師から取りたがっているようです。


それも無理もない話で、A、B、Cの美容外科医を巡って、誰を信用していいのか分からなくなってしまったのですから・・・。


「いや、いま糸を取ろうとしても、やはり同じで、運がよければ全部糸が取れる場合もあるし、一部取り残しになる場合もあるし、あるいは全然取れない場合もあるかもしれません。


さっきも言ったように異物、とくに毛のように細い糸のような異物を生体内から取り除くのは意外とむずかしいんですよ。


時には不可能の場合もあるんです。


だから糸を使った二重の手術をして、患者さんがたまたま術後に気に入らなくて、元の一重に戻してくれと言われた場合、できる場合もあるし、できない場合もあるんです」


しみ治療のように簡単にはいかないものなんですね。

美容外科手術は慎重に

「そうなんですか。それでこの場合、数ヵ月後には糸は取れるが、数年後には糸は取れないということはあるんですか」


「さっきから話が堂々巡りしているようなので、端的に言いますが・・・


要は、つっぱりがとても我慢できないので何が何でも糸を取りたいというのなら、そのためには二重が消えるかもしれないという覚悟が必要です。


そうではないのなら、少々つっぱるような感じが残っても、二重は消したくないので、これは我慢するという犠牲を払わなければいけません。


ということで、両方自分に都合のよいようにはいかないと思うんですよ」


・・・と真相を伝えるために医師は語気を強めました。


強く言いすぎたのか、しばらく無言だったそうですが、


「糸を取らないでこのままにしていて、目に支障をきたすということはないのですか」


・・・と質問の内容を変えてきました。


「えーと、視力はどうなんですか。眼鏡かコンタクトをしてますか」


「コンタクトを使ってます」


「そのコンタクトを入れたときに違和感はないんですか」


「そういえば何となく違和感があるみたいです」


「目が充血するとか」


「それはありません」


「まあ、5回ともクイック法で手術したみたいですから、瞼板にはすでに傷がついていると思うんですよ。


もちろん診てみないと決定的なことは言えませんが。


で、その傷が小さければ問題ありませんが、たとえば1センチくらいの傷があるとすると、長い目で見ると、将来、年をとってから内反症なんか起こすおそれはあるかもしれません」


「何ですか、その内反症というのは」


美容皮膚科のしみ 治療のように、安全で安心なものをよく見極めて実行しなければなりませんね。


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