美容外科手術は慎重に
「そうなんですか。それでこの場合、数ヵ月後には糸は取れるが、数年後には糸は取れないということはあるんですか」
「さっきから話が堂々巡りしているようなので、端的に言いますが・・・
要は、つっぱりがとても我慢できないので何が何でも糸を取りたいというのなら、そのためには二重が消えるかもしれないという覚悟が必要です。
そうではないのなら、少々つっぱるような感じが残っても、二重は消したくないので、これは我慢するという犠牲を払わなければいけません。
ということで、両方自分に都合のよいようにはいかないと思うんですよ」
・・・と真相を伝えるために医師は語気を強めました。
強く言いすぎたのか、しばらく無言だったそうですが、
「糸を取らないでこのままにしていて、目に支障をきたすということはないのですか」
・・・と質問の内容を変えてきました。
「えーと、視力はどうなんですか。眼鏡かコンタクトをしてますか」
「コンタクトを使ってます」
「そのコンタクトを入れたときに違和感はないんですか」
「そういえば何となく違和感があるみたいです」
「目が充血するとか」
「それはありません」
「まあ、5回ともクイック法で手術したみたいですから、瞼板にはすでに傷がついていると思うんですよ。
もちろん診てみないと決定的なことは言えませんが。
で、その傷が小さければ問題ありませんが、たとえば1センチくらいの傷があるとすると、長い目で見ると、将来、年をとってから内反症なんか起こすおそれはあるかもしれません」
「何ですか、その内反症というのは」
美容皮膚科のしみ 治療のように、安全で安心なものをよく見極めて実行しなければなりませんね。